ba-sukeのブログ

ルアー制作、3Dプリンター関係

ビリヤードルアー テスト レポート編① 【7本目】

 

大寒波により行く池がことごとく凍っている中、

やっとたどり着いた凍っていない、魚がいる池。

周りは散歩に来た人の痛い目線。

うるせえ!寒いのは分かっとるわい!

それでもテストしたいんじゃい!!

 

寒すぎて長時間、釣り出来ないことは自分自身で分かっていた。

なので迅速に準備して、テスト開始!!

 

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まずは現段階でのビリヤードルアーのスペック。

 

Length:9 cm

Weight:1 oz (28g)

Type:Floating

 

 

実際に投げてみます。

まず投げた感覚はめっちゃ飛びます(笑)

なんたってルアーが球形なので、ほかのルアーに比べて空気抵抗が小さく、

思った以上に びゅーーーん と飛びました。

 

 

着水

大きさの割に重い設計なので、low floatingかsinkingになるかと思っていました。

ところが、思った以上に浮力が強く着水後はすぐに水面まで上がってきます。

もう少しウェイトを増やしてもいいかも。

 

浮き姿勢は前後同じくらい水面から飛び出ているので、

前後同じ重さずつウェイト追加ですね。

 

 

スローリトリーブ

ゆーーっくり巻いてくるとリアボディが「フリッ、フリッ」と、

大きく波を立ててアクションしてくれます。

ゆっくり巻きに関してはいい感じ!!

思っていた通りのリアクション。

 

 

 

ただ巻き、早巻き

このルアーのフロントボディにはリップがついているので、強く巻くと潜る、

もしくは大きくボディが左右に揺れてリアとフロントがぶつかって音が鳴るかな、

と思っていたのですが、全然そんなこと無かったです(笑)

実際はスローリトリーブの時と動きの幅は変わらず。

しかも浮力がかなり高いので、潜ることも無い。

早く巻けば巻くほど、2個の玉がぎゅんぎゅんと近くに寄ってくる恐怖。

早巻きに関しては、思い通りでは無かったので考えないでおこう…

 

 

トゥイッチ

フォルム的にはクランク?なのであまり意味ないかもだけど、

一応テストなのでできる事はすべてやりました。

まずは強めに。

フォルムが進行方向に対して水の抵抗を受けやすいため、

ポッパーのように大きく水を蹴散らしました。

大きなポッパー的役割?

次は弱めに。

このアクションが一番感動しました!

弱く、いい感じにトゥイッチすると、リアとフロントが横を向くんですよ。

もう一度アクションすると、そのリアとフロントの位置が綺麗に入れ替わるんです。

次にアクションするとまた位置が入れ替わる…

180度ドッグウォーク的な感じでしょうか。

夏のトップとか、イライラ系のルアーとしては優秀かも!?!?

 

ビリヤードルアーらしい音もちゃんと鳴ってます(笑)

 

位置が入れ替わるだけで進行方向にはほとんど動かないし、

カッ飛びしてくれるので、1投あたりの時間はかなり長くなりました(笑)

 

 

 

以上が僕なりのレポートでした!

今回の結果から、本来目指していたアクションとは違う方向に進みそうですが、

大きく設計変更はしなくても良さそうです!

少し改良して、「テスト→レポート→完成!」が目標かな~

 

一つ気になるのは、塗装。

下手なのは重々承知なのですが、それにしてもなんかダサい…

不細工さで売っていくのも良いけど、

もう少し真面目なカラーで作りたいと思いました(笑)

 

 

技術的にも細かい改良点は見つかりましたが、

ルアーに関しては問題無く動いてくれてよかったです!!

 

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